海外用の携帯電話やWi-Fiルーターを便利に使おう

モバイルコミュニケーションについて

2018年04月09日 10時38分

SNSなどの通話機能を利用する

無料通話でおなじみのLineです。常にこちらで通話をしている方も多いと思いますが、海外でももちろん使えます。
Lineについては説明の必要は無いでしょう。
友達間であれば無料通話が可能です。ただし、有料サービスを利用しない限り、電話番号へ発信することはできません。
Facebookメッセンジャーでも通話することは可能ですが、電話番号への発信はできません。
 
有料で電話番号への発信ができるサービスとしては、先に挙げたLineのほか、Skype、そして050 plusなどのアプリケーションがあります。
私はこれらすべてを利用して海外から国際発信した経験がありますが、通話品質は接続状態に左右されます。
 
050 plus
050 plusはNTT Communicationsが提供しているIP電話サービスです。IP電話はインターネット・プロトコルを使用する電話。
そのため、国内であろうと海外であろうと、安い料金体系が実現できるのです。
050 plusの場合、スマートフォンやタブレットにアプリをダウンロード。
さらにアプリケーションの利用登録をすると、050ではじまるIP電話番号が付与され、すぐに発着信が可能になります。
 
050 plusはアプリ間の通話や提携IP電話プロバイダー間の通話が無料になるほか、固定電話や携帯電話との間でも発着信が可能です。
唯一、必要なのが安定したインターネット接続ですが、なかなか海外だとこれがくせ者。
Wi-Fiルーター利用の場合は、携帯キャリアの比較的安定した接続を経由しますので、公共のWi-Fi等を利用するよりは安定して使えると思います。
 

シームレスなモバイルコミュニケーションを

海外での電話やインターネット利用について、その長所・短所を交えながらご説明しました。
 
日本と同じようにインターネットを使いたい。
 
今やそれは当たり前の時代になっています。確かに、海外の多くの国々で、日本のような質の良いインフラは整っていません。
ただ、特に発展途上国や新興国では、モバイルインターネットのインフラが急速に整備され、都市部においては4Gが利用できることも珍しくありません。
通信品質も飛躍的に向上しています。
ガラケーの時代からは隔世の感がありますが、現代のモバイルコミュニケーションにおいて、日本と海外はスムースにつながっています。
 
ありがたいことに、現在は海外用Wi-Fiルーターレンタルなどのサービスが盛んで、世界各国用の機器をリーズナブルな料金で貸し出してくれます。
ご自身の旅のスケジュールや仕様端末に合わせてサービスを選ぶと、海外旅行はより楽しく有意義になることでしょう。